伸びが進行したロータリーのチェンの様子です。
ロータリー耕うんしていると後ろの方から異音が出るとのことで、点検してみました。確認するとチェンケースに大きな穴が開いており、チェンケースを外してみると、チェンが非常に伸びた状態でした。テンショナーも全く効いておらず、スプロケットも半噛の状態なのでこれでは動力の伝達が不十分なままです。チェンとカバーを交換し、異音はなくなりました。
チェンケースの下は作業中地面と接するため摩耗が激しく、穴が開いてしまうことがあります。作業前に、摩耗が激しい箇所を点検を行いましょう。
症状
耕うんしていると異音が出る
原因
長年の作業によるチェンの伸び
対応・予防策
オイル漏れがないか、チェンケースに破損個所がないか点検する