前輪キャンバー角異常


前輪右側キャンバー角が異常のトラクタです。走行中もギリギリと嫌な異音を出しており、チェックするとフロントアクスルのファイナルケース下部のシールキャップが外れていました。オイルが空の状態で長年使用していたような状態で、大量の土・異物が奥まで侵入し、ベアリング・ギヤ類が激しく摩耗していました。異音に気付いたら即座に作業を中断し、ギヤオイルの点検をしていればダメージを最小限に留められたと思うと日頃の点検がいかに重要か改めて思い知らされました。

症状

走行中に異音が出る

原因

オイルが空、土等の異物侵入によるギヤ・ベアリングの摩耗

対応・予防策

 ・定期的にオイルのチェックをする

・異音に気付いたら作業をやめる