弊社は、坂戸市にある老舗農機具店です。弊社は1905年（明治38年）に２代目の長島松五郎が農具を取扱う店舗として開業したのが始まりです。この頃はまだトラクターや耕うん機などの農業機械は存在しておらず、耕うんや田植え、稲刈りなどは農具を使って手作業で行うような時代でした。当時弊社の近く鍛冶屋があったので、

鎌や鍬などをそこで作ってもらい、それを持ってお客様のところへ売り歩っていたようです。そして、これまで人力だけだったのが機械で作業できるような時代に突入し、それに伴い弊社も農具から農業機械を取り扱うお店へとシフトしました。井関農機を始め、様々な農機メーカーと特約店契約を交わしていき、昭和36年に現在の有限会社長島農機店を設立、法人化しました。１枚目の写真が、設立した当時の風景です。この頃はとても小さなショースペースだったので、店外へ商品を出して販売していたこともあったようです。

( 店舗出てすぐ目の前が道路で、外へ並べていた商品のすぐそばを自動車が走行していたようです。危ない、、)

昭和52年、店内入口にショールームと整備工場を増築し、農業機械の販売だけでなく修理や整備ができるよう設備を整えました。２枚目の写真はショールームを建てているところです。整備工場導入前は蔵の手前に見える倉庫内で修理をしていました。蔵が建っていたところへ整備工場を構えたのですが、お客様からは意外にも「いい蔵なのにもったいね」という声が多かったようです。整備工場導入によって、今まで小さな機械しか修理できなったのが、トラクタ等の大型農機も対応可能になり、更に多様な修理に対応できるようになりました。更に先代は販売や修理などのサービス向上だけでなく、仕事とは関係ない雑談も交えながらお客様との距離感をとても大事にしていたようです。「親しみやすい農機具屋」をコンセプトに、お客様から喜ばれ、信頼していただけるようなお店を築いてくれました。昔からの地域密着型農機具屋として、お客様と親しく密接なサポートをしていき、その方針は今もしっかり継承しています。弊社は農業機械を売ったら売りっぱなしということはしません。ご購入いただいた製品が寿命を迎えるまで手厚くサポートします。昔からお付き合いいただいてるお客様だけでなく新規のお客様にも、「ココなら安心して任せられる」と思っていただけるようなお店を続けていくことが目標です。